「インスタグラムのアカウントを完全に削除したい」という方が最近増えているようです。
SNS疲れなどさまざまな理由でインスタグラムをやめる方がいますが、一次停止ではなく完全に退会すると決めたユーザーも中にはいます。
しかし、アカウントの完全削除は慎重に行う必要があります。
そこで今回は、完全削除の方法から作業の注意点まで、インスタグラム退会の手順を詳しく解説していきます。
・Instagram(インスタ)ストーリーズへのURLリンクの貼り方と出来ない理由
・Instagramのアカウント削除(退会)方法は?一時停止との違いも解説
・Instagramのパスワードの変更/リセット方法・再設定の手順を解説
削除前に確認すべきこと
アカウントの完全削除は取り消すことができない重要な操作です。
そのため、削除前にいくつかの確認と準備が必要になります。
データのバックアップ方法
まずは大切な思い出の写真や動画をダウンロードしましょう。
インスタグラムの設定画面から「個人データをダウンロード」を選択すると、投稿やストーリーズ、メッセージなどすべてのデータを保存できます。
データのダウンロードリンクが届くには数日程度かかります。
アカウントセンターまたはInstagram の設定の[個人データをダウンロード]ページにある[利用可能なダウンロード]セクションから情報をダウンロードできます。ダウンロードの期限は4日間です。
(引用元:Instagramヘルプセンター)
なお、ダウンロードしたデータは、スマートフォンの容量を圧迫する可能性があるので、パソコンやクラウドストレージへの移動をお勧めします。
アカウント削除の種類と違い
インスタグラムには「一時的な無効化」と「完全な削除」という2つの選択肢があります。
どちらを選ぶべきか、それぞれのメリット・デメリットを理解しておく必要があります。
実は、多くのユーザーがこの違いを理解していないために、後悔するケースが少なくないんです。
一時的な無効化とは
アカウントの一時的な無効化は、いわゆる「休止」状態にすることです。
この場合、プロフィール、写真、コメント、いいねなどはすべて非表示になりますが、データは保持されたままになります。
再開するときは、再びログインすればいつでも復活することができるという特徴があります。
つまりログイン情報さえ覚えていれば、数回のタップで元の状態に戻すことが可能です。
完全削除の特徴
完全削除を選択すると、アカウントに関連するすべての情報が永久に削除されます。
投稿やフォロワー、メッセージなど、すべてのデータが30日後に完全に消去されるため、熟考のうえ決断するのをおすすめします。
激鬱期にLINEもインスタもTwitterも削除して当時の友人たちと繋がる手段を全て手放したんだけど後悔してる 大学時代の仲良かった友人にまた会いたいと思ってる どっかでばったり会わないかなとも思う
— ちくわ大明神 (@ubu_ubu4256) November 21, 2024
なお、この30日間は猶予期間として設けられており、その間にログインすれば削除をキャンセルすることができますが、期間を過ぎると二度と復元することはできなくなってしまいます。
なお、他者に使われてしまっていなければ、前と同じユーザーネームでの再登録も可能になります。
完全削除の具体的な手順
それでは、実際のアカウント削除手順について詳しく解説していきます。
スマートフォンからでもパソコンからでも削除は可能ですが、ここではより一般的なスマートフォンからの操作方法を先に説明させていただきます。
スマートフォンアプリでの削除手順
まずインスタグラムアプリを開き、右下のプロフィールアイコンをタップして設定画面に移動します。
「設定とプライバシー」から「アカウントセンター」を選択し、「個人の情報」で一番下にある「アカウントの所有権とコントロール」に進みます。
「利用解除または削除」という項目を探し、選択したら、削除にチェックを入れて次へ進みましょう。
この時点で、アカウント削除の理由を選択する画面が表示されますが、これは統計のためなので、どの理由を選んでも削除手続きには影響ありません。
最後に、パスワードを入力して確認を行えば、削除手続きが完了します。
パソコンからの削除方法
パソコンからの削除はウェブブラウザを使用して行います。
instagram.comにログインし、プロフィールページの「設定」から「アカウントセンター」を選択します。
「個人の情報」で一番下にある「アカウントの所有権とコントロール」に進みます。
「利用解除または削除」という項目を探したら、画面の指示に従って操作を進めていきましょう。
スマートフォンと同様に、パスワードの入力が必要になりますが、二段階認証を設定している場合は、認証コードの入力も求められることがあります。
スマートフォンより面倒に感じる方がいるかもしれませんが、大きな画面で確認しながら操作できるという利点はあります。
削除後の注意点と対策
アカウントの削除が完了しても、まだいくつか注意が必要な点があります。特に気を付けていただきたいのが、削除後30日間の猶予期間についてです。
この期間中の対応を誤ると、思わぬトラブルに発展する可能性もあります。
30日間の猶予期間について
削除リクエストを送信してから実際にアカウントが完全に消去されるまでの30日間は、絶対にアプリにログインしないようにしましょう。
うっかりログインしてしまうと、削除リクエストが自動的にキャンセルされてしまいます。
インスタの削除って30日も待たないといけないんだね。とっとと消えてくれ…。
— ふみ子 (@toki_wa_yoru) March 12, 2024
また、この期間中はまだ古い情報が残っているため、メールアドレスやユーザーネームを新しいアカウントで使用することはできませんので、新規登録を考えている方は気を付けてください。
うっかりログインしてしまわないよう、スマートフォンからインスタグラムアプリを非表示にしておくのもお勧めです。
個人情報の扱いについて
アカウントが完全に削除されても、他のユーザーがスクリーンショットで保存した写真や、DM上でやり取りした内容は残ってしまう可能性があります。
特に重要な写真やメッセージがある場合は、削除前に関係者に連絡を取り、データの取り扱いについて確認しておくことをお勧めします。
プライバシーに関わる内容は、削除前に直接相手に削除を依頼するなどの対応が必要になることもあります。
アカウント削除後の生活の変化
インスタグラムのアカウントを完全に削除すると、日常生活にもいくつかの変化が訪れます。
特に、Instagramでの交流が深かった友人とは、別の連絡手段を検討する必要があるでしょう。
コミュニケーション手段の見直し
インスタグラムでつながっていた友人や知人とは、LINEやメール、電話など、別の連絡手段に移行する必要があります。
しかし実は、これを機により深い関係を築けるケースも多いんです。
インスタグラムの投稿を見るだけの関係から、直接メッセージを送り合う関係に発展することで、より濃密なコミュニケーションが生まれます。
ただし、仕事や趣味のコミュニティでインスタグラムを重要な連絡手段として使用している場合は、代替手段の確保を忘れずに行いましょう。
アカウント削除は期限を過ぎたら復活不可なので計画的に
インスタグラムのアカウント削除は、慎重に検討すべき決断とも言えるでしょう。
データのバックアップから、削除後の猶予期間、そして友人との連絡手段の変化まで影響は多岐にわたります。
しっかりと事前準備を整えることで、スムーズな移行および削除ができます。
また、完全削除を選択する前に、まずは一時的な無効化を試してみることもお勧めです。
SNSに振り回されない、自分らしい生活を取り戻すきっかけとして、アカウントの削除を検討するのはアリです。
自分のペースで、自分に合った方法でSNSを楽しんでみてください。
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