文章を入力していて「今どれくらいの文字数だっけ?」と確認したくなることってありますよね。
レポートや登録フォーム、アンケート回答やSNSの投稿作成など、文字数カウントが必要になるシーンは日常生活でも意外に多いものです。
そこで今回の記事では、Excel(エクセル)やWord(ワード)、更にはiPhoneなどのスマートフォン・パソコンで使える文字カウントの方法をまとめてみました。
入力した文章を一文字ずつ数えるのは非効率ですから、ぜひ本記事でご紹介する方法をケースバイケースで活用してみてください。
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文字数カウントの方法【エクセル】
Microsoft Excel(エクセル)には、文字数を自動で数えてくれる便利な関数があります。
長い文章を含むセルが見切れていると、いちいち開くのも手間ですし、サクっと文字数を知りたいなぁと思いますよね。
そこで、ここではエクセルの文字数カウントに使える代表的な2つの関数について見ていきます。
単に文字を数えるならLEN関数
一番シンプルなLEN関数は、セル内の文字数を数えるための基本的な関数です。
使い方はとっても簡単で、「=LEN(A1)」のように入力するだけです。
LEN関数では空白スペースも含めてカウントしてくれますが、半角・全角を問わず全て1文字として計算します。
なお、範囲指定して合計値を出すことも可能ですが、シンプルに範囲を指定してからEnterを押してしまうと、スピルが発生して個々に対応するセルの値しか出してくれません。
なお、スピル機能については以下を参照してください。
Enter キーを押して数式を確定すると、Excel は出力範囲のサイズを動的に調整し、その範囲内の各セルに結果を配置します。
(引用元:Microsoftサポート)
たとえば、「=LEN(A1:A3)」という感じで数式を確定してしまうと合計値が出ず、個々のセル内の文字数を出力(3ヵ所に分けて文字数が出てしまう)というわけです。
「=SUM{LEN(A1:A3)}」というように合計関数でくくったあと、「ctrl+shift+Enter」で確定すると、綺麗に合計値が出るので試してみてください。
半角文字数を数えるならLENB関数
日本人であれば、よくあるSNS投稿のように、普段使っている日本語の全角ではなく半角の文字数が知りたいシーンは意外と多いはず。
そんなときに役立つのが「LENB関数」で、半角英数字は1、全角文字は2としてカウントしてくれる便利なものなんです。
例えば「ABC山田さん」という文字列では、LEN関数なら7文字ですが、LENB関数なら11文字(半角3+全角8)とカウントされます。
特に、文字入力フォームなどの制限文字数を確認するときには便利ですよ。
文字数カウントの方法【ワード】
Microsoft Word(ワード)はパソコン文章作成ソフトの定番中の定番です。
文字数カウント機能は非常に充実しており、文字数だけでなく、単語数や行数まで簡単に確認できるんですよ。
私も仕事では普段からワードを使っていますが、特にレポートなどの長文作成時には便利だと思います。
ステータスバーを見る
ワードの場合、ディスプレイ下部左側にあるステータスバーには、文字数(単語数)が常に表示されています。
選択した範囲がない場合は文書全体の文字数が、テキストを選択している場合はその部分の文字数と全体の文字数が表示されます。
もし表示されていない場合は、ステータスバーを右クリックして「文字のカウント」にチェックを入れてくださいね。
校閲タブから確認
より詳しい情報が必要な場合は、「校閲」タブにある「文字カウント」を使います。
この機能では、文字数だけでなく、単語数、段落数、行数なども一覧で確認できます。
例えば、スペースを含めた文字数や、脚注の文字数なども分かるので、詳細に文字数を知りたい場合には便利です。
なお、先ほど紹介したステータスバーから文字数の箇所をクリックした場合でも、この画面と同様の内容が表示されますので、お好みのルートから開いてみてください。
特定の範囲のみカウントする手順
レポートの一部分だけの文字数を知りたい場合は、確認したい範囲をドラッグして選択しましょう。
部分的な単語数を表示するには、カウントするテキストを選択します。 ステータス バーに、選択した部分と文書全体の単語数が表示されます。
(引用元:Microsoftサポート)
その状態で文字カウントを開くと、選択部分の文字数のみが表示されます。
または、ステータスバーの設定をしていれば、そこに選択範囲の文字数が表示されるので、ざっくりした進捗を知りたいときなどにも便利ですよ。
また、小ネタとしてショートカットキーの「Ctrl+Shift+G」でも文字カウントを表示できるので、もっと効率化を図りたい方はぜひ活用しましょう。
文字数カウントの方法【iPhone】
スマートフォンでささっとメモを取ることも多いですが、iPhoneには複数の文字数カウント方法があります。
移動中のちょっとした文章作成でも、文字数を簡単に確認できるようになりますよ。
純正メモアプリとショートカットを使う
iPhoneの標準メモアプリとショートカット機能を組み合わせて文字数カウントする方法があります。
ショートカット機能はあまり使い慣れていない方も多いかもしれませんね。
しかし、検索するとたくさんの設定方法が出てきますから、抵抗感の少ない方、純正メモアプリをよく使う方であれば、採用してみるのも良いでしょう。
おめめギンギンでツライ、、、iPhoneくんのメモ帳も文字数カウントできたらいいのに、、、毎回ショートカットぽちぽちするのめんどいから🥺
— 雪 白 (@yukitanyome) January 29, 2025
一度設定してしまえば何度でも繰り返し使えるのは利点ですが、iOSアップデートなどにより上手く動作しなくなる例も報告されています。
自身での設定管理を不便に感じる方には、あまりおすすめできません。
Googleドキュメントを使う
無料で使えるGoogleドキュメントは、パソコンでもiPhoneでも、Androidスマホでも同じように文字カウント機能を利用できます。
Googleドキュメントで作成した文章は、メニューから「ツール」→「文字数」を選ぶと、詳細な情報が表示されます。
入力中に文字数を表示することも可能です。
入力中に文字カウントを表示するには、[入力中に文字カウントを表示] 次の操作[OK] をクリックします。
(引用元:Google)
クラウド保存なのでデバイス間で同期もできますし、いつでもどこでも続きの作業ができる点も魅力的ですね。
サードパーティー製アプリを使う
App Storeには、文字数カウントに特化したアプリがたくさんあります。
「文字数カウントメモ」など、シンプルな操作性が魅力のアプリが豊富に出ているので、お好みの機能に合わせて選択するのもアリでしょう。
文字数カウントのアプリは無料提供のものが多いため、気軽に導入できる点もメリットと言えます。
文字数カウントで業務を効率化しよう
今回は、エクセルやワードなどのパソコンから、iPhoneやAndroidスマホで使える文字数カウント方法まで、まとめて紹介してきました。
文字数カウント機能を使いこなすことで、文章作成やビジネスの効率が大きく上がりますよ。
スマートフォンでもパソコンでも、状況に応じて最も使いやすい文字数カウントツールを選んでみてください。
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