SNSの利用時間を見直したい、でもアカウントを完全に削除するのは心配…。そんなお悩みをよく耳にします。
実はInstagramには、完全削除だけでなく一時停止という選択肢もあるのですが、どちらが良いのかよくわからないという人もいるでしょう。
そこで今回は、アカウントの削除方法や一時停止の設定手順はもちろん、データのバックアップ方法や、アカウントを残したまま利用時間を制限する方法までご紹介します。
この記事を読めば、あなたに合ったInstagramとの付き合い方が見つかるはずです。
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・インスタのフォロワーがいない人がスレッズをやってもつまらない?
・インスタがアプデされたけどDMのスクショやストーリーのスクショはバレる?
アカウント削除と一時停止の違い
実は先日、私の友人が「アカウントを削除したつもりが一時停止だった」という経験をしました。
この2つには大きな違いがあるんです。
まずはその違いについて、詳しく見ていきましょう。
アカウント削除の特徴
アカウントを削除すると、投稿、フォロワー、メッセージなど、すべてのデータが完全に消去されます。
Meta社の規定では、削除から30日間は取り消しが可能ですが、それを過ぎると二度と復元することはできません。
30日が経過すると、全てのデータが削除されて、復旧は困難になります。
一時停止の特徴
一時停止の場合、プロフィールや投稿は非表示になりますが、投稿データなどは保持されたままです。
インスタって一時停止できるんや!便利!
— ズググ (@29varda29) March 14, 2022
ユーザーネームも維持できるので、アカウント名を選びなおす必要がありません。
いつでも再開可能ですから、いずれ同じアカウントを復活する可能性があるならば、削除よりも一時停止を選んだほうが良いでしょう。
アカウント削除の手順
それでも、完全な削除を希望する方向けに、具体的な手順を説明していきます。
意外と分かりにくい部分もあるので、しっかりと確認していきましょう。
スマートフォンからの削除方法
Instagram アプリの「設定とプライバシー」から「アカウントセンター」を選択します。
「個人の情報」から「アカウントの所有権とコントロール」に進みます。
「利用解除または削除」を選び、いらないアカウントを削除しましょう。
理由を選択し、パスワードを入力することで削除が完了します。
パソコンからの削除方法
パソコンからの削除方法も、スマホアプリからの場合と同様の流れです。
インスタのアカウントを消した事に何の未練も無いしむしろデトックスしたような感覚で心が満たされている。
不思議😶— 白子 (@shira_kokoko) October 24, 2024
Instagram.comにログインして、設定画面からアカウントセンターに進み、先述のとおり「アカウント削除」の項目まで進みます。
こちらも、最後にパスワードを入力して「次へ」を選択することで削除が完了します。
私の個人的な意見ですが、スマートフォンよりもパソコンからの方が、パスワード入力の操作がしやすいように感じます。
データのバックアップ
アカウントを削除する前に、必ず行っておきたい作業があります。
特に思い出の写真や大切なメッセージは、しっかりと保存しておきましょう。
投稿データの保存方法
「設定とアクティビティ」から「アクティビティ」に進むと、個人データをダウンロードすることができます。
ダウンロードをリクエストすると、投稿やメッセージなどすべてのデータをZIPファイルで保存できるようになるんです。
データ量にもよりますが、通常24〜48時間以内にダウンロード用リンクがMeta社からメールで送られてきます。
ストーリーハイライトの保存
ストーリーハイライトは個別に保存する必要があります。
アカウント画面を開いて、画面右上のメニューからアーカイブ保存できますよ。
ここで保存しておけば、通常24時間で消えてしまうストーリーズもアーカイブとして残しておくことができます。
また、端末に保存しておきたい場合は、保存したいストーリーズの右下「その他」から、動画を保存を選択すればOKです。
私も大切な思い出を失わないよう、この作業は丁寧に行うことをお勧めします。
アカウントの一時停止方法
完全な削除まではせず、一時的なSNS休憩を取りたい方もいるでしょう。
ちょっと
インスタとXメイン
ログアウトとアカウント利用一時停止した— メーテル (@garli999) October 8, 2024
そういった方のために、一時停止の具体的な手順を説明していきます。
実は私も、仕事がとても忙しい時期に活用した経験があるんです。
アプリからの一時停止設定
Instagram アプリの「設定とプライバシー」から「アカウントセンター」に進みます。
「個人の情報」→「アカウントの所有権とコントロール」と進みます。
止めたいアカウントを選び、理由を選択すると、パスワード入力を求められます。
利用停止の理由を選択すると、すぐに一時停止が適用されます。
パソコンからの一時停止設定
PCの場合は、Instagram.comのプロフィール編集画面から一時停止が可能です。
「アカウントを一時的に無効にする」を選択できます。
こちらも、パスワードの入力をすれば一時停止が完了しますが、個人的には、スマートフォンよりもパソコンの方が設定しやすいように感じます。
削除・一時停止後の影響
アカウントを削除または一時停止した後、どのような影響があるのでしょうか。
停止後の余波についても知っておくと安心できますね。
他のMetaサービスへの影響
Instagramアカウントを削除しても、FacebookやWhatsAppなど他のMetaサービスのアカウントには影響しません。
ただし、InstagramとFacebookのアカウントを連携している場合は、投稿の共有ができなくなります。
他の人からプロフィールが閲覧できない
アカウントを一時停止した場合、データは保存されていますが、他のユーザーからはあなたのプロフィールおよび投稿が閲覧できなくなります。
元のデータが消えたわけではありませんが、閲覧できるような表示は一切されなくなるというイメージです。
フォロー数などの状況も確認できなくなるので、相手からは「削除したのかな?」と思われるかもしれません。
アカウント再開のタイミング
一時停止したアカウントを再開するタイミングについては、皆さん悩みがちではないでしょうか。
そこで、SNS疲れでひと時休止していた方が、再開する目安とコツを最後に紹介します。
心の準備
休息の目的を達成できたと感じるまでは、焦って再開する必要はありません。
少し疲れたのでインスタの本垢を一時停止にしたけどこんな機能があるなんて便利ね
誰かが悪いとかじゃなくても見たくなかったり少し休みたくなるときはあるよね、休んで良いよね— ぬさん (@ee_hep) March 31, 2020
最初のうちはSNSが気になるかもしれませんが、触らないようにしていれば自然とデジタルデトックスできますよ。
2週間から1ヶ月程度の休息期間を取るユーザーも多いようです。無理なく心を休めましょう。
段階的な再開方法
再開後は、いきなり以前と同じようにフル使用することはおすすめしません。
たとえば、1日15分程度から、無理なく始めることをおすすめします。
通知をオフにしておいて、いちいちSNSの反応を気にせず済むように設定してみるのも良いでしょう。
自然と、ちょうどよい付き合い方が身につくのではないでしょうか。
まとめ
Instagramの利用を見直すには、完全な削除から一時的な制限まで、様々な選択肢があります。
大切なのは、自分に合った方法を選ぶことです。
私からのアドバイスは、どの選択をするにしても、慎重に決断することをお勧めします。
特に完全削除の場合は、30日間の猶予期間があることを覚えておくと安心ですね。
SNSとの付き合い方は人それぞれですから、この記事を参考に、ご自身にぴったりの方法を見つけていただければ幸いです。
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