Xアプリのアイコンに表示される赤い通知バッジ。
右上に「1」という数字が消えないまま表示され続けて、何だか気になっていませんか?
これまでも何件か報告されてきた事象なのですが、また2024年に入ってから、スマホユーザーを中心に、この現象の報告が急増しているんです。
そこで今回は、通知システムの仕組みから、デバイス別の具体的な対処法、さらには再発防止のための予防策まで、詳しくご紹介します。
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問題の発生状況と影響
2024年に入ってから、再びこの通知「1」現象の報告が急増しています。
Twitterいつまでも通知「1」が消えないんだがどこに隠れてるの?!
— ろむこ (@romuco) November 9, 2024
iPhoneだけでなくAndroidユーザーからも多く寄せられており、スマホアプリを使っているユーザーに多い事象だと考えられます。
私自身も、数年前にこの問題が起きた際に遭遇したのですが、今回また同様の事象が発生しているようです。
そのときも、解決までにいくつかの方法を試す必要がありました。
そこでまずは、この問題がなぜ起こるのか、その原因として考えられるものを詳しく見ていきましょう。
通知システムの仕組みと問題点
Xアプリの通知システムは、プッシュ通知とアプリ内通知の2種類で構成されています。
通常、未読の通知があると通知バッジが表示され、確認後に自動的に消えるはず。
スマホのTwitter、一生通知に1つくんだけど何?
— すあま🏹🔱 (@suama884) November 8, 2024
しかし、何らかの原因で、この同期が正常に機能しないことがあるようです。
プッシュ通知の仕組み
プッシュ通知は、Apple Push Notification service(APNs)やFirebase Cloud Messaging(FCM)というシステムを通じて配信されます。
この過程で同期エラーが発生すると、通知バッジが残ってしまうことがあります。
アプリ内通知の処理
アプリ内通知は、Xサーバーとの直接通信で管理されています。
ここでデータの不整合が起きると、実際には既読の通知でもバッジが消えない状態が続くことがあるんです。
基本的な対処手順
まずは、最も簡単で効果的な対処法から試していきましょう。
これらの方法で、だいたいの場合は問題が解決するというデータが出ています。
特に、通知の再設定や見直しは意外と効果的なんですよ。
通知設定の確認と再設定
まずは通知設定の確認から始めましょう。
iPhoneの場合、「設定」アプリから「通知」→「X」と進み、通知設定を一度オフにしてから再度オンにします。
設定からTwitterだけ通知オフって電源落として5分後に付けてもっかいTwitterの通知オンにしてみてー!おでそれ2回やったらなおったW
— 𝑌. (@ll0bynx) September 30, 2024
この簡単な操作だけでも、通知設定が更新され、問題が解決することがあります。
実際、私も最初はこの方法で解決できたことがありますよ。
未読通知の確認
通常の通知以外で、フォローリクエストなどの通知を見逃している可能性もあります。
通知タブだけでなく、DMタブも確認してみてください。
また、新しい通知が読み込めていないだけの可能性もありますので、必ずどちらのタブでも更新を行ってみてください。
画面を引っ張ってリロードすれば、最新状態に更新してくれますよ。
削除して再ダウンロード
アプリ自体をアンインストールして、再ダウンロードするという手もあります。
LINE通知来なかったの、再インストールすればなおった
Twitterも通知来ないけど再インストールすればTwitterではなくなるからしたくない( ‘ω’ ) pic.twitter.com/ppdXy0pDK7
— とらんす (@trance0129) February 19, 2024
これにより、ほとんどの初期バグなどはクリアになる可能性が高いです。
ただし、再ログインできなくなることを防ぐために、事前にアカウントやパスワードなどの情報は別の媒体に保存しておくことをおすすめします。
キャッシュとデータのクリア
通知の問題は、アプリ内に蓄積されたキャッシュデータが原因となることも多いんです。
実際、キャッシュクリアで問題が解決したという人は多いです。
それぞれの端末に応じた効果的なクリア方法を見ていきましょう。
iPhoneでのクリア方法
iPhoneの場合はアプリから「設定とサポート」にすすみ、「設定とプライバシー」を開きます。
「アクセシビリティ」から「データ利用の設定」に進んだら、「メディアストレージ」および「ウェブサイトストレージ」を選択します。
あとはストレージ削除を実行すればOKです。
Androidでのクリア方法
Androidの場合は「設定」→「アプリと通知」→「X」を選択しましょう。
あとは「ストレージ」を選択して、キャッシュクリアの操作が可能になります。
なんかTwitter重いと思って、キャッシュクリアしたら、直ったっぽい
— ジョニ (@jyoniF91) October 6, 2024
私の場合も、このキャッシュクリアによって問題が解決することが多かったですよ。
デバイス全体の最適化
スマートフォン全体の状態も、通知の問題に影響を与えることがあります。
特に注目したいのが、システムのパフォーマンスとストレージの状態です。
意外かもしれませんが、空き容量が少なくなると、さまざまなシステムに影響が出やすくなるんです。
システム設定の見直し
デバイスの設定を見直すことで、通知の動作が安定する場合があります。
例えば、バックグラウンドでの更新設定やバッテリー最適化の設定は、特に重要です。
最近のスマートフォンは省電力機能が強化されているため、これらの設定が通知の配信に影響を与えることがあるんですよ。
ストレージの最適化
定期的なストレージの整理も効果的です。
特に、キャッシュファイルや一時ファイルの削除は、システム全体のパフォーマンス向上につながります。
予防策と定期メンテナンス
問題が解決した後も、定期的なメンテナンスを行うことで再発を防ぐことができます。
実際、適切なメンテナンスを行っているユーザーであれば、通知の問題を経験する確率が低くなるでしょうし、何か起きた際も落ち着いて対応できるはずです。
アプリの更新管理
Xアプリは定期的にアップデートされています。
しかし、大規模な更新直後は新たな問題が発生しやすい傾向があります。
何か旧Twitterだけでも「重くなった」ツイートをたくさん見るので私もアップデート様子見です…
— にこぷー カニャモッツィ (@niko_ka_nyamo) October 11, 2024
私のおすすめは、アップデート後1〜2日は様子を見てから更新することです。
先に更新してみたユーザーの口コミを参考にするのもおすすめです。
定期的なチェックの習慣
1~2週に1回程度で良いので、通知設定やキャッシュの状態を確認する習慣をつけることをおすすめします。
作業自体はほんの数分、数秒の作業なのですが、アプリトラブルの予防に大きな効果があるんです。
通知がおかしいときは再ログインなどを試そう
通知バッジが消えない問題は、確かに煩わしいものですが、適切な対処法を知っていれば解決できる問題です。
ぜひ、この記事で紹介した方法を順番に試してみてください。
私自身、最初に通知の異常に出くわした際はうろたえたものですが、ご紹介した対策を実践することで、通知関連の問題はほとんど経験しなくなりました。
また、起きたとしても適切な対応をすれば、だいたいのケースは解決するようになりました。
これらのメンテナンス方法を覚えておくと、快適なSNSライフのためにきっと役立つはずですから、ぜひ覚えておいて損はないですよ。
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